第2回全国ふるさと甲子園!B級グルメとの違いなどなぜグルメ以外にもフィーチャーしているのか調べてみて大いに納得した【公式ブロガーになりました】

2016/07/15イベントレポートB級グルメ,ご当地グルメ,ふるさと甲子園,ロケ地,三島,甲子園

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2015年に初めて開催された「ふるさと甲子園」なるイベント。人気ドラマや映画のロケ地となった地域が集合して、まち自慢やご当地グルメを通じて「行きたいまちNo.1」を決めるというこの企画、僕の地元でもある静岡県(特に伊豆・三島)も参加していたので、とっても気になっていたんですよね。

そんな中、このイベントが今年も開催される!と耳にしまして、いったいどんなイベントなのかを調べてみました。気がつけば公式ブロガーにもなっていました(笑

ちなみに今年の開催情報はこちら。

日時   2016年8月27日(土)
昼の部  11:00~14:00
夜の部  16:00~19:00
※当イベントは入場入れ替え制です。昼の部、夜の部のいずれかを選択いただき、ご購入ください。
場所   アキバ・スクエア(秋葉原UDX 2F)

公式HP http://furusato-koshien.jp/

では、以下詳しく見ていきましょう。

どんないきさつで開催されることになったの?

そもそもこのイベントって、B級グルメ選手権みたいなイベントとは何が違うのでしょうか?

この辺りは「ふるさと甲子園」のスタッフでもある染谷さんのブログに書いてありました。

全国ふるさと甲子園を主催する「全国ふるさと甲子園 実行委員会」(企画:NPOふるさと活性隊)内では地域活性と言っているのですが、地域活性の一つのゴールとして「その地域の経済が活発化すること」を目指しています。言い換えると「その街に人が動く」ということです。

人が動くというのは、旅行でもいいし、移住でもいい。地域の商品を買うのでもいいですし、ふるさと納税も該当するでしょう。要は現地にお金が落ちて地域に住む人の経済が活発化するということをゴールにしているわけです(僕の解釈ではこれなのですが、間違ってたら直すので指摘してください)。

そのきっかけとして映画やドラマのロケ地としてのPRがあります。好きな映画やドラマのロケ地訪問、いわゆる聖地巡礼は、旅行先の決定要因になります。とにかくその地域に興味を持ってもらうきっかけを作ることが重要なわけです。

 

このお金が落ちるというのは観光としてとても大事な要素で、例えば僕の住んでいた三島市(昨年は参加していたけど今年は不参加らしい)はいわゆる「三島大社」や「うなぎ」という観光の柱を持っている観光地の一つです。この場合「三島大社」に訪問してくれただけではお金が落ちないので、いかにその前後でお金を落としてもらうかという設計が重要になってきます。

そこで三島市は三島大社の周辺を再開発して小型のショッピングモールを作ったり、「みしまコロッケ」というB級グルメを創成するなどして、観光に対するインパクトとお金を落としてもらう手段を提供しているわけです。だから「ふるさと甲子園」が目指していることはとてもよく理解することがでるんです。

三島 せせらぎルート seseragi mishima

と、ここまで考えると、じゃあB級グルメ選手権との違いはなんだろう?って思いますよね。

その答えも染谷さんのブログに書いてありました。

 

ふるさと甲子園は、なぜグルメだけにしないのか

答えは単純で、グルメ勝負だと他のグルメ大会と一緒になってしまうからです。それは地域のPRでしょうか?

そしてグルメだけだと東京に持ってくることができてしまうわけです

 

そうなんですよ!これ、これ本当に重要なんですよ!!!

例えば沼津の回転寿司。いまや都内でも「沼津港なんちゃら」みたいな寿司屋さんがたくさんあって「あれ、沼津まで行かなくていいじゃん」になってしまいます。例えば五島列島で食べた「五島うどん」も、都内で提供してくれるお店があったら「あ、ここで足りちゃうかも」って思ってしまうかもしれません。そうなんです。グルメだけじゃ「場所的制約」に負けちゃうんです。名前だけ使われて、その観光地には何も落ちないことが少なくないんです。

これって観光地に住んでいないとわからない感覚なのかもしれませんね。僕らは名物が有名になって欲しいわけじゃ無くて、名物を「食べに来て欲しい」んです。

いやー納得した。よくわかった。昨年も無理してでも参加すれば良かった。

ということで、僕はこの「ふるさと甲子園」をますます応援したくなったわけですね。もちろん最終的な目標は静岡県、できれば伊豆の自治体が1位を取ること!

 

ふるさと甲子園にはどうやったら参加できる?

ちなみに!公式ブロガーといっても、チケットなどは一般参加者と同様に購入をします。資料なんかを融通してもらっているだけなのですね。だから僕もチケットを買わなければなりません。

端的にいうと、チケットについてはこちらのページから購入できます。

ABOUT | 全国ふるさと甲子園公式サイト|ロケ地&ご当地グルメ

実はチケットには3種類あって、「S・プレミアム」「プレミアム」「スタンダード」が選べます。違いについてですが、それぞれ以下の通りとなっています。

【50枚限定!】スーパープレミアムチケット

¥10,000(入場料¥600+グルメチケット¥9,400分)
≪特典≫
・会場優先入場
・昼の部・夜の部とも1日通しでの入場可能
・豪華ホテルの宿泊券等が当たる!福引券3回分付
・地域のとっておき詰め合わせ
・「お米日本一コンテスト」で金賞を受賞!長野県北信州こやなぎファームのコシヒカリ2合(300g)
・「世界にも通用する究極のお土産フォーラム」にノミネート!
・茨城県牛久市のコルカリーノの新感覚かりんとう2種

 

プレミアムチケット

¥6,000(入場料¥600+グルメチケット¥5,400分)
≪特典≫
・会場優先入場
・昼の部・夜の部とも1日通しでの入場可能
・豪華ホテルの宿泊券等が当たる!福引券1回分付

 

スタンダードチケット

¥3,000(入場料¥600+グルメチケット¥2,400)
・当イベントは入場入れ替え制です。昼の部、夜の部のいずれかを選択いただき、ご購入ください。

 

それぞれの違い、わかりましたか?まず大きいところでは「昼の部」「夜の部」どちらかへの参加なのか、通し参加なのかの違いですね。通しで参加するならプレミアムチケット以上を買うのがマストです。チケットの価格も上がりますが、中身って実はほぼグルメチケットなので、食べたりお土産を買ったりすれば元はとれると考えていいのでは。

このあたりを昨年の参加者に聞くと、3,000円のチケットだとグルメチケットが足りなくなって結局現地で買い足した、ということがあるみたいなので、僕個人としてはプレミアムチケットあたりがバランスいいのかな、って思ってます。

スーパープレミアムチケットは特典に心惹かれる部分があるなら、迷うこと無く選んでおけばいいのかなと。どのチケットにも言えることですが、基本的にはほぼ元が取れる設計になっていると思いますので、そこについては安心してお金を払っていいんじゃないかと思いました。

ということで、改めてチケット購入はこちらから。

ABOUT | 全国ふるさと甲子園公式サイト|ロケ地&ご当地グルメ

さあ、いくらのチケットを買いましょうかね。

 

のりおのまとめ

グルメだけだと、グルメだけ都会にもってこられてしまう。これ、ほんとにぐさっと刺さりました。よかった、このことをちゃんとわかってくれているイベントがあって…という気持ちでいっぱいです。

そんなこんなで長くなってきてしまったので、当日参加予定の自治体についてはまた後日ご紹介します!

 

ふるさと甲子園公式サイト

全国ふるさと甲子園公式サイト|ロケ地&ご当地グルメ | ふるさと対抗全国「行きたいまち」決定戦、人気ドラマや映画のロケ地になった各地方のご当地グルメが集まりました。

 

全国ふるさと甲子園は、なぜロケ地とグルメの複合イベントなのか? | 染谷昌利公式ブログ

 

(注:本ブログはふるさと甲子園の公式ブロガーに任命されましたが、金銭的な報酬などは受け取っておりません。あくまでボランティア的活動を行っています。)