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Category : サッカー2006 , 特集・企画・長文
« [a]弁当の呪いがあるから大丈夫 | indexへ戻る | [a]もう手遅れだったmixi »
10 8, 2006 00:23
    お願いだから人間的な判定を      

本日のJリーグ浦和−千葉戦で、「我、正義なり」と化してしまったスペシャルレフェリー岡田正義さんによって出された1枚のレッドカード。今節最高の組み合わせの試合を前半から破壊したこの1枚は…正しかったのでしょうか。妥当だったのでしょうか。
http://www.nikkansports.com/soccer/f-sc-tp0-20061007-100728.html
追加:http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20061008-100864.html


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   ( --以下、話の続きや解説-- )

そもそもレッドカードが提示される場面とはどんものがあるのか確認してみると

1 著しく不正なプレー
2 乱暴な行為
3 つばを吐く
4 決定的な場面における意図的に手を使っての得点機会阻止(ゴールキーパーを除くが、ペナルティーエリア外で犯すと有り得る)
5 フリーキック、ペナルティーキックに相当する反則での得点機会阻止(前記と同じく、決定的な場面に多い)
6 侮辱行為
7 同一試合中に警告(イエローカード)を2回受けた場合

となっています。
これに照らし合わせるなら、今回のレッドカードは特に傍若無人であったとは言えません。
しかし、この中で2枚目のイエローカード以外(つまり即退場)の裁量は、全て審判にまかされているのも事実です。

今回のレッドカードは結城選手がワシントンをエリア内で倒し、得点機会阻止ということで出されています。当然レッドーカードを出すという判定も無しではありませんが、試合がまだ前半15分だったこと、相手にPKが与えられること、そこまで悪質なファールではなかったことなどから、ここで提示されるのはイエローカードでも問題なかったはずです。
(追記:多角度からの映像を確認しましたが、そこまで決定的な得点機会だとは思えませんでした)


同様のケースはJリーグをはじめ、世界の試合でよく見られます。
例えば多くの人も記憶に新しい、2005-2006UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦。
得点機会を阻止したレーマンに対しレッドカードが提示され、その後FKがバルセロナに与えられたわけですが、当時の主審も「退場させたのは間違いだった」と語っています。
http://sports.livedoor.com/article/detail-3630073.html
(追記:つまり、審判も勢いでカードを出してしまうことがあるということです)


話を戻しましょう。当然ながら、審判には審判規則にそって試合を裁く権利があります。
しかし審判の存在意義は「試合を円滑に進めるため」であり、「試合の大勢を決定付けるため」「勝敗をつけるため」ではありません。そう考えるなら、プレーヤーの心情としても、観客の心情からしても、この場面ではイエローカードにとどめて欲しかったのです。そして、大一番を90分楽しみたかったのです。


ここからは、特に日本の審判に対する個人的な雑感です。
日本の審判の特徴的な行動として、カードを出すときに対象となる選手をしっかり目の前に呼び出さないというケースが多々あります。ありがちなのが、対象となる選手のほうに歩きながらカードを提示したり、笛を吹いて即座に提示したりといったもの。そもそもカードは選手に対する警告であるはずで、このような行為は、カードの提示を「単なる主審のパフォーマンス」にまで貶めている気がしてなりません。事実、海外の優秀な主審のほとんどは、しっかりと選手を目前に呼び出し、一声かけた上でカードを提示するケースが多いように思えます。

また、選手(特にキャプテン)は主審に対し判定を確認したり、その根拠を確かめる権利があります。これはあくまで抗議ではなく、なぜ、どうしてその判定に至ったかを確認するものです。にもかかわらず、選手が近寄ったり、声をかけたりすると即座にカードを提示しようとする主審がいるのも事実です。


もちろん審判は人間だし、誤審があることを考慮した上で試合をするのが今のサッカーです。
しかし、悲しいことに誤審は試合を壊し、エンターテイメントであり、魅力的なスポーツでもあるサッカーを退屈でつまらない"もの"に貶めてしまうケースが増加してきているように思えてなりません。

今期からモットラム氏がいなくなったこともあり、審判委員会は改革のときを迎えていると聞きます。
今だからこそ、「スペシャルレフェリーがきたらその試合は終わりだ」なんてことをサポーターが口にするようになってしまった現状を認識し、良い方向へ変えていってほしいと思っています。

自分が講習会に行ってわかったのですが、今指導者育成の世界では、本当に身のある、そしてプレイヤーズファーストを実践できる指導者を育てるために、多くの人々がとても努力をしています。
残念ながら審判育成の世界がいまどうなっているのかは詳しくないのですが、指導者育成のような素晴らしいシステムを構築していって欲しいなと、切に願っています。
スペシャルレフェリーが、本当の意味で尊敬されるスペシャルな存在になってくれますように…。


  





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 このエントリーへのコメント (2)

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PK+退場は厳しいですよね。あれはやめてほしいものです。
PKの時はせめて黄紙にしてほしいと思っているのですがね。
ですが他リーグを見てもそういう流れにはなっていないですね。

ただレーマンの件はエリア外でしたので違います。
赤紙か得点を認めて黄紙の2択であったろうと思います。
GKの例ではUEFA杯決勝のバルテズが印象に残っていますね。
ちなみにその時の主審はコッリーナでした。

Posted by: B : 2006年10月10日 01:32
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>Bさん
そういえばレーマンはペナ外でしたね…。PK表記をFK表記に直しました。
某所では、「得点機会」であったか「決定的な得点機会」であったかが争点になっていました。僕にはそこまで決定的ではないと思えたので、やはりイエローにして欲しかったなぁと思っています。
他リーグでもやはり赤が出るケースが多々ありますが、こぞってその後の監督等のコメントは…という感じですね。

バルテズの件もありましたねぇ。そうでした、コッリーナでした。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/photo/200405/im00001122.html

Posted by: えあろ : 2006年10月10日 03:26


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