

輸入盤規制法案に対する動きが大きなモノとなりつつあります。
とりあえず今回の動きは「洋楽派」「アジア音楽派」2つの大きな目線がクローズアップされているようですが、「クラシック派」も大きな関わりを持つと思いますので、その観点で少し書こうかと思います。
最初に書きますと、クラシックCDは輸入盤がほぼ全てです。カタログにおいても国内はごく小さな規模ですし、値段に関しては3倍以上の差がつく場合もあります。また国内レーベルの悪癖として、妙なリマスタリングなどの付加価値(付加にならない場合が多い)をつけ、輸入盤と同じ構成でありながら非・魅力的な販売をする場合があるのも事実です。こんな状況で輸入盤が絶たれたとしたら、クラシックファンは一体何を聞けばよいのでしょうか。クラシックの世界では洋楽以上に5大レーベルの力が強大だと感じることもしばしばです。とりあず、輸入盤規制法案に危機を感じる以上、反対せざるを得ないというのが基本的なスタンスです。
アジア還流盤についても同様な問題を含んでいます。というのは、クラシックCDには明確な「洋盤」「アジア盤」の区別がないからです。購買層はなにが洋盤で何がアジア盤であるかの意識をしません。たしかにアジア盤には海賊盤が多数はびこっているのが現状で、かつディープなクラシックファンはこぞって海賊盤を買い求める現状も確かです。同じ曲・同じ指揮者のベストCDが海賊盤になることは珍しいことではありません。海賊盤を認めるわけではありませんが、海賊盤があまりにも魅力的なのは確かであり、その多くがアジア・アメリカで生産されていることも確かです。おおっぴらに書くのもアレですが、海賊盤を含むアジア盤が輸入されなくなったとしたら、クラシックCDの魅力的な部分が大きく削られることは十分に考えられます。これをふまえると、今回の法案の「アジア盤」の扱いはもっと深刻に考えられても良いのでしょう。いや、考えられるべきでしょう。
今回の規制の目的は「安価な逆輸入盤の輸入規制」であると思いますが、クラシックの場合なにが逆輸入であるかまったく不明であります。輸入盤と国内版で構成が違うことも多々あります。クラシックCDは「安価かどうか」だけで片付けられない問題を多数含んでいる以上、今回の法案自体が危機的要素であることは、少し考えれば自明です。
以上の問題をふまえたうえで、とにかく僕が訴えたいのはクラシックファンはもっと声を大にすべきだということです。(存在は否定しませんけど)国内レーベルしか買わないクラシックファンなど、見たことがありません。今一度自分の家にある輸入クラシックCDの数を数えてみませんか?
いまさらかもしれませんが、規制法案への危機感がおとなしきクラシックファンにも伝わることを祈って。
#勢いで書いたので、あとで多少書き直すかもしれません。
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