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冬の嵐の中、八丈島経由で青ヶ島から帰る数時間を楽しむ【PR】 #tamashima #aogashima #hachijojima


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青ヶ島と八丈島を取材に出かけた2泊3日の旅も最終日。この日は青ヶ島から離島し、そして八丈島経由で本土へと戻るという、慌ただしいスケジュールが予定されています。

が、目覚めると外はまさに嵐。暴風の凄まじい音がする中、果たしてヘリコプターは飛ぶのでしょうか?そして、飛行機で羽田空港までたどり着けるのでしょうか。短い時間ながらもまだまだ楽しめる八丈島も含めてレポートします!

*東京都多摩島しょ魅力発信事業の取材にて、青ヶ島と八丈島を旅しています。

1日目)(2日目

 

この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

 



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嵐の中、ヘリは…?

ビジネス宿 中里 青ヶ島 取材 #tamashima #aogashima

とても良い天気となった3日目の朝は、酷い風の音で目を覚ましました。いわゆる「暴風」にみまわれた青ヶ島は、前日の夜から台風並の風が吹いています。となると心配するのは、やはり「ヘリは飛ぶのだろうか」ということです。

 

ビジネス宿 中里で朝食後、早々にチェックアウトをし、1日借りっぱなしだったレンタカーで青ヶ島レンタカーへと返却に向かいます。

青ヶ島レンタカーは島唯一のガソリンスタンドも営んでいるので、この返却はとても楽でいいですね。お金を払いながら「この風でヘリコプターって飛ぶものですか?」と聞くと「意外と飛びますよ」との返答。本当に?歩くのが厳しいほどの風なのに。

 

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この墓地の向こうにある小さな建物がヘリの手続きをする施設で、隣にヘリポートがあります。冷静に考えてみれば、なぜこんなへんぴな場所に?

そこにはこんな話が。あるとき、島のお年寄りが急に体調を崩し、治療のため八丈島へ搬送するヘリを着陸させる必要が発生しました。ご存じのとおり、青ヶ島は基本的に坂道ばかりの地形で、ヘリポートには適した場所がほとんどありません。そこで白羽の矢を立てられたのが、島の最も北側(八丈島に近い側)である程度の広さがあったこの場所です。もともと畑だったのですが、所有者の理解も得られ、それならば!と島民一丸となって平地に戻し、たった1晩で仮設のヘリポートにまで仕上げたんだそうです。その後舗装もされて、今の姿になったとのことですが、なかなかの逸話ですね。

さて、ここでレンタカーからヘリポートまでの足ですが、さきほど返したばかりの車を自分で運転していくというセルフ仕様でした。え?鍵は?と思ったら、刺しっぱなしでいいよという…。ここ青ヶ島では、悪いことをしても逃げられない(というか全員顔見知りレベルでそんなことができない)ので、基本的に車の鍵は付けっぱなしだし、玄関の鍵も閉めないことが多いみたいですね。おおらかです。

 

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さて、ヘリポートですが…風の方向をしるための吹き流しはご覧のとおり。個人的には絶望的。

 

 

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小屋の中の風速計は、瞬間風速20mほどを記録しています。悪い情報はすぐに入ってくるもので、羽田→八丈島の1便が欠航したとあって、もはや気持ちとしては「あー飛ばないかも」というものでした。

ところがですよ、なんと予定は「就航」。条件付きでさえありません(詳しくは2日目のレポートを参照)。いくらヘリが風には強いといっても…本当に???と疑問に感じつつ、小屋の中でセキュリティチェックなどを受けます。このあたり、青ヶ島側からでもちゃんと手続きされるのですね。

 

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そこから数分。来ました。ヘリが。普通に。かなり煽られていますが、そこまで厳しい状況に見えないレベルです。

 

 

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おお、煽られている!と感じつつ、普通に着陸していきます。パイロットってまじ、すごいです。

 

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聞けば「むしろここに止まっている方が危ない!」とのことで、速やかな乗り込みを指示されます。急げ!

 

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ヘリが着陸から離陸まで、たった数分。気がつけばもう青ヶ島は眼下でした。こんな強風でもヘリって安定しているんだなという驚きと、たった24時間で青ヶ島を離れてしまう寂しさ。また来たい。そう強く感じた瞬間でもありました。

それにしても、波の白さがすごい。風の強さを物語っています。

 

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運行にはべつだん危ないところもなく、予定通りに八丈島上空まで到達。波はますますものすごい状況です。

 

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が、やはりここでも普通にヘリは着陸を果たしました。ヘリコプターって本当に風に強いんですね。災害時の救助に使われるのにも納得です。

 

帰りの飛行機までの間に八丈島でできること

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さて、八丈島空港に着くと、いろいろと状況がわかってきました。この段階で時刻は10時ちょっと過ぎ。

まず先の一報のとおり、1便(9時5分発)は欠航しており、その便に乗るはずだった乗客が2便(14時5分発)へとなだれ込んだ結果、2便はほぼ満席状態。もしこれで2便まで欠航になった場合は、3便にすんなりと乗り換えられるかどうか、怪しい状態です。

ここでの選択肢は2つ。

A:2便が飛ぶと信じて、いまから3時間ほど八丈島を楽しんだ後、飛行機にチェックイン。

B:2便が飛ばない可能性を考慮して、すぐに3便に振り返られるよう、1時間ほど空港で待機。11時20分の就航判断の結果を見てから、2時間ほど八丈島を楽しむ。

Aは2便が欠航したとき、3便への振り替えでリスクがあるものの、八丈島のまだ訪れていないスポットを3つくらい楽しめそうです。Bはリスクを最小限におさえていて、そのぶんあと2箇所ほどしか観光はできない感じです。

少し悩んだ結果、やはりリスクはとれないということで、Bを選択しました。

 

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空港で待つこと1時間ほど。「就航確定」という情報を得て、改めて八丈島をあと2時間だけ楽しむことにしました。

とはいえ、ここで必要なのはレンタカーです。残り2時間とあって、レンタカーをスムーズに調達するのが、最優先のミッション。ということで、情報収集した結果、空港近くで借りられて、3時間で3,000円という破格な値段の「カーセンター八丈」に電話をしました。すると、5分あれば迎えに来てくれるとのこと。これはラッキー!

早速ですが、空港の外で八丈富士を見ながら待っていると、むしろ3分くらいでお迎えが到着!これは早い!結果的には、電話から10分後にはもう車を借りていました。このスピード感は素晴らしいぞ…!

 

島料理ならここ!の「いそざきえん」

レンタカーで一路向かったのは、島料理ならここ!と複数の方から推薦を受けていた「いそざきえん」です。実はレンタカーの迎えを待つ間に、予約をしておいたのです。

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空港から約15分で「いそざきえん」に到着。駐車場に大きなガジュマルが生えていました。

 

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「古民家を改装して食事処にしているんだよ」と聞いていましたが、確かにこれは古民家だ。

 

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なんだか懐かしい親戚の家に遊びに来た感があります。とはいえ、そこはきちんとリフォームされていて、室内はとてもキレイでした。トイレにもウォシュレット完備で安心です。

 

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このちゃぶ台、たまらないです。

 

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こちらがメニュー。1人で来たときは、自動的にアラカルト料理か「黒潮料理」になります。もちろん、これがこの「いそざきえん」に来た目的でもあります。

 

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10分ほど待つと、黒潮料理が到着。さしみ、あしたばこんにゃく、海苔、煮物、ぞうすいに漬け物です。

 

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特に八丈島でしか食べられないのが、こちらの「麦ぞうすい」。

 

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味噌味で、中にはあしたばや里芋、海産物などが入っています。これがシンプルな味でおいしいのです。八丈島を代表する郷土料理ということで、これだけを食べるために「いそざきえん」まで来てもいいなあと思いますよ。

 

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お店の方も親切丁寧で、とても良いお店でした。観光バスが止まることもあるそうで、その場合提供に時間がかかることもあるため、来店前には電話で予約/確認をしたほうが確実とのこと。

 

伝統文化「黄八丈」をリードする「めゆ工房」

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少し急ぎ足でランチをとったあとは、さらに5分ほど車で移動したところにある「めゆ工房」を尋ねました。

こちらは八丈島の伝統文化である「黄八丈(織り)」の代表的な工房なんだそう。

 

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さすが有名なだけあって、中には「黄八丈」を説明するためのビデオ上映設備とイスなんかが完備されていました。10分ほどで黄八丈をよく理解できるため、このビデオはオススメです。

 

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めゆ工房最大の見所は、黄八丈の織りの実演です。ところが到着してみると…あれ?やってない?

実は12〜13時は昼休憩とのことで、これはどこにも公開されていない情報なので要注意です(ここも電話してから来れば良かった!)。ということで15分ほど店内を見て時間をつぶします。

ちなみに昼休憩とはいいつつも、職人の方は写真のように糸巻きの作業をされていました。

 

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見せてもらったのがこの糸巻き。う、美しい…。なんなんだ、この黄金色は…!

 

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「黄八丈」最大の特徴は、糸の色が3色しかないところ。これは島内で調達できた染料(もちろん天然)が3種類しかなかったことに由来しているのだそう。「黄」「樺」「黒」のそれぞれの色を、草や木から抽出した色素で染め、その糸を織ることで作られます。

中でもメインカラーとなるのが先ほどの黄金色で、島由来の植物「コブナグサ」から得られる色は唯一無二の美しさを誇っており、これこそが「黄八丈」の名前の由来にもなっているほどです。

 

 

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実際に織るところを見せて頂きましたが、なにがビックリって、その打ち込みの強さですよ。いままでいろいろな伝統織りの現場を見て来ましたが、こんなに強い打ち込みは見たことがありません。1織りごとに「ばちん!ばちん!」という打ち込みのものすごい音が響き渡ります。この強さが黄八丈の特徴でもあって、とても長持ちするんだそう。

 

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3色というシンプルさゆえに、黄八丈を使った製品は様々なものが売られていました。例えばタイピンや根付けなど。横展開しやすいのかもしれません。

 

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残念ながら時間がせまっており、長居はできなかったのですが、そんな中でも聞けた面白い話としては、コブナグサを使った染色は国内に例がなく、その発祥が謎。調べてみると、同じ染色法を行っているところとして、中国の四川省があったのだとか。そこから沖縄や九州に行こうとした船が八丈島に流れ着き、コブナグサの染色法を伝えた…という説が解説されていました。

また、さらに面白いことに、織機を使わない「カッペタ織り」という手法があって、これはなんと北海道の原住民である「アイヌ」の織り方と共通点があるとのことで、もしかしたら太平洋をつたって八丈島と北海道に同じ文化が伝わったのかも知れないそう。不思議!

と、短いながらも面白い話を聞いたところで残念ながら時間切れ。いそいでレンタカーを返し、空港へと戻ります。

 

さよなら八丈島、青ヶ島

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空港にはすでに羽田からの飛行機が到着していて、折り返しの出発に向けて準備が進んでいました。最終的にこの日は満席になったということで、手荷物検査には長蛇の列です。夏のトップシーズンのような光景だ、とのことでした。

乗り込んでしまえば早いもので、空の旅はたったの45分ほど。羽田空港についても、離島から帰ってきた実感がないほどに短時間のフライトですよね。

ということで、2泊3日の八丈島、青ヶ島の旅は大きな問題も無く無事に終了。東京から最も近いリゾートと、日本最後の秘境をめぐる旅はここに終了したのでした。もし2泊3日でどこかに旅行へ行けるのだとしたら。この八丈島と青ヶ島への旅行は、その日数からはまったく想像もできないような、異文化と驚きとの出会いを提供してくれるはずです。

こんなにも身近な異世界。立派な東京都の一部である離島には、大きな可能性と楽しみが眠っていました。

旅で出会った全ての人に感謝します。ありがとうございました。

 

1日目と2日目の記事はこちら。

絶景温泉と星空の国。羽田から45分。東京都のリゾート「八丈島」をめぐる冬の旅 【PR】 #tamashima #hachijojima #tokyoreporter #tokyo | [写真記事] のブログ エアロプレイン

ヘリで上陸する幻の秘境「青ヶ島」フォトレポート。東京都青ヶ島村無番地を歩く【PR】 #tamashima #aogashima | [東京の離島] のブログ エアロプレイン

 

八丈島・青ヶ島リンク

八丈島観光協会

青ヶ島村ホームページ

黄八丈めゆ工房

いそざきえん – 八丈島/郷土料理(その他) [食べログ]

TOP|tokyo reporter 島旅 & 山旅




 

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About norio nakayama

ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。旅メディア「Linkトラベラーズ」編集長。同じく旅メディア「たびねす」ホテルガイド。Yahoo個人ニュースオーサー。Getty Images/iStock 登録Photographer。500px Photographer。JFA公認フットサル/サッカーC級コーチ所有。 合同会社オラニエ代表。同時にアジャイルメディア・ネットワーク株式会社ブロガー施策担当。 好きなラーメンは味噌とトンコツ。好きな麺の堅さはハリガネ。チャーシューはむしろいらない派。好きなブランドはポールスミス。好きな紅茶はマリアージュ・フレール。足のサイズは26.5cm。

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