イルカにマグマ!天の川!三宅島に行って「地面の下」と「空の上」を体感しよう【PR】 #tokyo #tokyoreporter #tamashima #miyakejima

2016/09/21東京都の離島tamashima,スナッパー,ドルフィンスイム,三宅島,記事広告

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東京都「多摩・島しょ魅力発信事業」のレポーターとして訪れている三宅島。到着後の1日目レポートをお届けします。この「地面の下」と「空の上」の魅力を十二分に味わえる特別な島を遊び尽くす!

この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

 

のんびり島時間と黒い海岸

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こちら前回飛行機が到着した三宅島空港。大変にコンパクトな建物で、そうだな…交番のちょっと大きい版、くらいなイメージです。空港到着のタイミングにはタクシーや迎えの車なんかが来ています。今回、宿の方はちょっとタイミングが合わないということで、タクシーで宿まで移動することにしました。

今回乗せてくれたのは三宅島でも最も若い運転手という佐久間タクシーの佐久間さん(予約は04994-8-5900)。乗車するとおもむろに島に住む鳥の鳴き声CDを再生してくれ、気分が高まります。

せっかくなので色々聞きました。まず最初に聞いたのは、2000年の噴火からの避難、2005年の帰島からは既に10年以上が経っており、ほぼ完全に復興は遂げられていること。島の生活はすでに避難前の状況をほぼ取り戻しているということです。

 

三宅島の外周には都道(東京都ですからね!)が走っていて、だいたいその大きさが山の手線と同じサイズであること(これで三宅島のサイズをばっちり把握!)も教えてもらいました。

ほか、レンタカーが借りられる場所は基本的に2箇所で、島の東西どちらに泊まるかで決めた方が良さそうなこと。レンタカーを運転する際には、最近島内に増えてきたトライアスロンのトレーニング選手(の自転車)に気をつけたほうがいいこと。

また島内にはタクシーが最大でも7台しかいないため、例えば空港までタクシー利用の場合は余裕をもって呼んだ方がいいこと。とはいえ島のどこからでも空港までは30分くらいであること。自分が一番若い運転手であることなどなど。

今回の旅はいつもの「事前調査バッチリの旅」ではなく、現地で積極的に情報収集していく旅にしようと思っていたため、スタート段階での成果としてはばっちりな感じです。

宿への道中「島内にいくつかあるうちのひとつ」ということで、何でもそろうスーパーを教えてもらいました。当然ですが島にコンビニなんかはありません。

こちら正大ストアー。

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お昼時や夕方には駐車場に行列が出来るほどだとか。

 

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今回訪れたのはお昼少し前だったのですが、お弁当やお総菜が沢山売っていました。僕はこれから海に潜るということで、軽めのおにぎりを選択。

 

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正大ストアーから車で5分ほど進むと、今回の宿「スナッパー」へ到着です。空港からスナッパー間はだいたい20分。途中に信号はありませんでした。

スナッパーは島を代表する民宿で、ダイビングやドルフィンスイム、バードウォッチングなどのガイドをしてくれるオーナーがいまして、三宅島を120%楽しむための重要な拠点になります。

そう、実は僕、この日の午後からは海に出てドルフィンスイムを楽しむのです。とはいえ時間がちょっと早いということと、スナッパーのオーナーが船便で早朝に到着した別のお客さんをダイビングに案内しているということで、宿には人が不在です。例の通り鍵は開いてますが、不在です(笑)。ああ、懐かしいこの感じ。島ですから、基本はのんびりなのですね。

ということで、1時間ほど散歩にでかけました。

 

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宿から10分強ほど歩くと、雰囲気の良さそうな道を発見。これこそ都道から「釜の尻海岸」へ降りていく道です。雨上がりということもありますが、すごく、いい。

 

釜の尻海岸の場所はこちら。

 

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実はこの釜の尻海岸、重要なジオスポットになっています。

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簡単にいうと、岩場は溶岩が波に削られたもの。

 

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そしてその削られた溶岩の成分が埋まり、この黒い浜の下にはペリドット(カンラン石)が埋まっているのだそうです。そんな性質のある海岸、初めて聞きました。これは三宅島が何度も噴火して、そして溶岩が海まで到達しているからこそ持つ特徴なんですねえ…。

ちなみにこちらの海岸の名物はウミガメなんだそう。

 

海へ出て、イルカを探しに御蔵島

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さて、そうこうしていると集合時間になりまして、スナッパーへと再集合。レンタルのウエットスーツと足ひれを借りて、海へと向かいます。

とはいえ、この日の天候はちょっと荒れ模様。スナッパー周辺では雨も降っていますし、ドルフィンスイム、敢行できるんですか?風もあるし、そもそも船が出せなく無い?

それができるんです。というのも、三宅島は中央の雄山を中心とした真円に近い形の島で、その山を挟んで東西もしくは南北でまったく天候が異なるという性質を持っています。前述のとおり山の手線くらいの大きさしかない島なのに、そんなことがあり得るの?と思っていたんですが、本当に島の反対側にある錆ヶ浜港まで行くと…晴れてる??波も穏やか。

これはもちろん風と波を島が防ぐからですね。港が作られる位置って合理的なんだなあと納得。

 

Googleマップには乗っていませんが、錆ヶ浜港はこちら。

 

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港から船(漁船)に乗ると、一路イルカの住む御蔵島沿岸へ。およそ30〜40分で到着すると、そこからドルフィンスイムとなります。この日は波が高かったこともあって途中なかなかのアトラクション的な揺れもありましたが、特に問題無くポイントまで到着。

なおこのドルフィンスイム、あくまで「イルカが住んでいるところを見せてもらう」という意識が大事なアクティビティでして、イルカの気持ちになって「ここに泳いでくるかなあ」というポイントで待つ、というスタイルをとっているそうです。たしかに、彼らに泳いで追いつくとか、無理だもんなあ。

 

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基本装備はシュノーケリング。イルカが来る!と船長及びガイドさんが判断したスポットへと、船から飛びこんで向かいます!

 

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そして海中では…おおおおおおおおおおお。イルカが、群れで!!!!!

潜るのが上手い参加者たちは、イルカの泳いでくるタイミングに合わせてばっちりなポイントでイルカに遭遇しています。僕は写真を撮りたいのでグッと我慢(笑

 

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なんですが、実はこのイルカさん、カメラが大好き。ちょうどカメラをかまえている目の前でゆっくりと泳いでくれました。これには感激!!野生のイルカは傷もあってとても力強い感じです。でも、目が合うんですよ。うわーー。

ドルフィンスイムは、だいたい5〜10分ほどのアタックを6〜8回ほど繰り返して終了となります。基本的にはイルカに会えるよう頑張ってくれますが、相手は自然なので、希に会えないこともある点はご了承くださいとのことでした。むしろ自然のイルカ相手だってことがよくわかって、そっちのほうが納得ですね。

 

地の底、海の中の洗礼を浴び、最後は空の果て

さて、朝の出発時間を考えるとすでに活動限界が近づいている1日目ですが、ここで「眠れなくなる」出来事が発生。

なんと、空がすっきりと晴れたのです。晴れ男最高だな…と思いつつ、次の瞬間には言葉を失いました。

 

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え、もしかして…これ、天の川????

実は肉眼で天の川を確認したのはこれがはじめて。伊豆の山中でも、五島列島の山の上でも、この天の川を肉眼で見ることはありませんでした。もちろん月が出ていないなどタイミングもあるわけですが、これにはちょっと震えます。か、カメラ、カメラを…ということで、ここから2時間半、空を撮り続けます。

 

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三宅島は孤島ですから、本当に周囲には明かりが皆無。だからこの星空が実現できるわけです。それにしてもものすごい。目が慣れてくると「星屑」という言葉がリアルに感じられます。

 

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このお手軽さは本当に危険。だってこれ、宿からたった2分歩いたところで見てますからね…。宿泊しているスナッパーはちょうど海沿いの明かりがない地区にあるという条件もあって、天候にさえ恵まれれば、本当に何の苦労もなくこの星空が体験できます。

正直、この空だけのために来てもいい

 

のりおのまとめ

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衝撃的な星空に夜更かししてしまいました。天の川が森に隠れて見えなくなるまでの2時間半、延々と空を見続けてしまいました。

眠い目をこすって起きると、翌日は快晴。雨の予定だったのに、快晴。何度も言います、本当に晴れ男でありがとうございました。

2日目は島内をくまなく(できる限り)見て回りたいと思っています。まずはレンタカーショップへGO!

つづきます。

 

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