他社一眼レフユーザーがSONYのα7IIを使うとき誤解しがちな電池のこと #αアンバサダーモニター

2016/02/01SONY α7II,写真に関するII,mAh,SONY,モニター,モバイルバッテリー

大宮小動物園 #αアンバサダー

12月末からSONYのミラーレス一眼「α7II」を借りてはや1カ月。今まで使っていたキヤノンの一眼(X7や5D3)との違いも段々と吸収できてきて、やっとまともに撮影がはじめられそう、と思っています。

そんなわけで、僕がこの1カ月いろいろと苦労した点というか、α7IIについて誤解していた点を紹介します。このポイントをクリアすれば、他社デジイチからαへの乗り換えも容易になるかもしれません。

何はともあれ電池管理が重要だ

今回使ってみて、5月のアンバサダーキックオフMTGにて既存αユーザーの質問していた意味がよーくわかりました。このα7IIという機体は、大変に電池マネジメントが難しい機体です。いや、正確には、既存の一眼レフカメラのような使い方でいると、あっという間に電池がなくなってしまいます

その原因は、撮影が常に液晶の点灯を介して行われているからです。ミラーレス一眼なので当然なんですが、とにかくレンズの向こうのものを映すのには、必ず液晶の点灯を伴います。設定によっては本体背面液晶モニターもしくはファインダーの液晶どちらかが常に動作している状態となります。場合によってはそれに加えて5軸の手ブレ補正までもが作動してしまいます。こうなると、こまめに電源を切らない限り、電池はどんどんと消費され、1時間ももたずに電池切れとなってしまうんです。先日の動物園ではまさにこの罠にはまってしまい、早々に電池切れを味わいました。

大宮小動物園 #αアンバサダー

いっぽうでデジイチの場合、ファインダーを覗いた際に見えるものは、ミラーを介した実像です。だから、電池を使用していません。電源をオフにしなくても、液晶が消えている限りは電池を食う場所がありません。そんなわけで、僕はデジイチを使うときに電源をオフにしない癖がありまして、それがまったくもってマイナスに働いてしまいました。

ちなみに仕様上α7IIのバッテリーは1020mAhしかなく、5D3の1800mAhに比べると、やっぱりボリューム不足な感が否めません。うーむ、残念。

 

と、思いきや。そうなんです。僕はちょっと勘違いしていたんです。α7IIの正しい使い方は、こうじゃなかったんです。

 

モバイルバッテリーを用意することで無限の可能性を得る

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実はこのα7II、microUSBを介して、本体のみで充電を行うことが可能です。これが何を意味するか?そう、モバイルバッテリーからいつでも充電することができるってことですよ。つまり、そうなんです。α7IIの電池はあくまで本体のみで稼働する際のものであり、真面目に撮影をしようとするなら、モバイルバッテリーをそなえておけばよかったんです。

そうですね…たとえばこれ、Cheeroの大型モバイルバッテリー「cheero Power Plus 3 Premium 20100mAh」

B012CBYXYI

多少重い(463g)ですが、ぶっちゃけ、これで電池が約20倍(1080→1080+20100に)に拡張できるならお安い御用です。正直ここまでいかなくても、コンパクトな6700mAhでも十分かもしれません。

B013HQM3SK

これならたったの200gです。それでも電池が約8倍に拡張されますからね(1080+6700)。

ということで、αの電池、なんでこんなに小さいの???と思っていたんですが、小さくて十分だったんです。設計としてモバイルバッテリーで合間合間に充電しながら使える、ってことが重要だったわけですね。だから、元々の電池は小さく済ませて十分だったわけですよ。

これに気がつくまで…いろいろと遠回りをしてしまった気がします。ただし給電しながら撮影はできないようなので、そこだけ要注意。

 

のりおのまとめ

きょうびモバイルバッテリーなんてとっても安いわけで、これは…ずるいなあ。改めて考えると、これって「ガジェット」の考え方ですよね。純粋なカメラメーカーであるキヤノンとは設計思想が違うな、と痛感しました。

 

SONY α7IIを借りています

SONY ミラーレス一眼 α7 II ボディ ILCE-7M2
5つ星のうち4.8
B00PVHO6O8

本企画では、αアンバサダーの施策にて、α7IIを2ヶ月間お借りしております。