冬しか食べられない白カビチーズの王様モンドールを上手に食べる方法を教えてもらった

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冬になると毎年我が家で購入するチーズがあります。その名はモンドール。冬しか食べられない白カビチーズの一種で、これ以上ない!と言っていいほどにクリーミーな味は一度食べたら病みつきになってしまったほど。

そんなモンドールの上手な食べ方を教えてもらいました。

モンドール特有の「フタ」をキレイに開ける方法

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このモンドール、ウオッシュタイプのチーズであるため、全体に白カビが生えています。同時に木の容器に入っており、販売中も熟成がどんどん進んでいくという製品で、食べ頃を逃さずに見極めることが重要となります。

そんなモンドールを美味しく食べるための1つの要素として、白カビの除去があります。特にこのチーズの場合は、スプーンですくって食べるほどのやわらかさなので、上部をフタしているカビをいかしにして取り除くかがポイントとなるわけです。

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いままではこの上部(通称フタ)を取り除くのに、スプーンを使っていました。缶切りのように周囲の縁をスプーンで切り取っていき、最後にくいっと持ち上げることで、開ける…わけですが、この方法だとフタが変形してしまい、その後の保存能力に少し劣る気がして気になっていたんですね。あとフタが中央部分で折れてしまうことも有り、なかなか上手にいくことが少ないのも難点でした。

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↑こうなっちゃう。これは失敗では無いけど、白カビが残留することもあるし、なによりフタとして機能しないので困る。

そこで今日教えてもらった方法です。この方法はまだ試していませんが、とても成功率が上がりそう。

 

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やり方は簡単で、この外側の木の容器を上から1センチくらいハサミで切るなどしてはがしてしまうという、目からウロコのアイデアです。ぐるりと周囲を取ってしまえば、チーズ本体の上部が露出しますから、あとはフタを包丁で水平に切除するだけで、簡単に上部を開けることが可能となるわけですね…なるほどすぎる!フタもキレイな状態で残せそうだし、これは間違い無さそう!容器を壊すって発想が無かったなあ。

 

食べ頃は賞味期限から読み取る

こちらも大事なポイントとなりますが、チーズを買った後食べ頃を見極めるというのが、モンドールの大事な要素のひとつです。

とはいえ、例えば来週食べたい!みたいなことになると、どうやって来週食べ頃のモンドールを見極めるかって話になるわけです。通常は触って柔らかくなっていたら食べ頃、みたいな判断をするわけですが、これだとその日その日の状態しかわらからず、先の見通しが立ちません。

そんなわけで、食べ頃の簡単な予測方法として教えてもらったのが賞味期限を基準にするもの。こちら、食べ頃が終わるあたりに設定していることが多いようで、この前5日〜10日くらいが食べ頃のピークになる、とのことでした。これは確かに!なお、冷蔵庫で熟成をかけている間は、乾燥しないよう容器ごと下向きに寝かせた上で、ビニールにくるんで匂いが外に漏れないようにし、野菜室に入れるのが良いとのことでした。これもナイス情報ですね。

 

ほか、おいしく食べる小技たち

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あとは簡単にまとめておきます。まずは前述のとおり白カビ部分をキレイに分けることです。人によっては大丈夫かもしれませんが、かなりクセが強いところなので、除去して、クリーミーな部分だけを食べるのがオススメ。ポールやドンクあたりのバケットに付けると手軽な上に満足度高いです。かなりクリーミーで濃厚なので、ワインは白でも赤でもいけます。

次にクリーミー部分を食べきった後ですが、ネギや香味野菜を切って、食べきったチーズの残骸にぶち込みます。その後白ワインを振りかけ、フタを上に乗せ、オーブンで焼いちゃうこと10〜20分くらい。とっても簡単でおいしいチーズ料理が完成しますので、食べられる限り食べる!これでモンドールを100%楽しむことができるわけです!

 

のりおのまとめ

モンドールは強烈においしいのですが、強烈ににおいもしますし、何より高い!というのがあって、いろいろと失敗したくない要素満点なんですよね。なので、今日教えてもらったこれら情報は大変に有益だと感じました。ということで、今年はモンドールを十二分に楽しめそうです。

 

モンドールの購入はこちらから。リンク先はそれぞれ違うショップですのでご注意を。

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(記事中の画像は全てAmazonより)