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アイラ島蒸留所巡りスタート!潮風と波を感じつつキルホーマンでランチまで #夢見た英国文化

KILCHOMAN Distillery #夢見た英国文化

さて移動疲れもあってぐっすりと眠った夜が明け、アイラ島での本格的な活動がスタートします。この日の予定は、アイラの味の決め手になると言われている、荒々しい波と潮風を海岸で感じつつ、キルホーマン蒸留所に行き、見学とランチ。その後はポートナヘイブンの浜、ブリックラディ蒸留所に立ち寄りつつ、最後にボウモア蒸留所へと向かう…とこう書いただけでも見所満載です。朝は8時スタート!

ついにアイラ島の冒険(といっても完全アテンドですが)がはじまるのです!!!!!!!

前回の記事はこちら。



フェリーに乗ってアイラ島へ上陸。あこがれの島とボウモアコテージ #夢見た英国文化

 



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Day of Islay #夢見た英国文化

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まず最初にアイラ島の西部、ゴーム湖をぐるっとまわってサリゴ湾へ向かいます。これは、アイラ島のウイスキーの特徴といわれる「シーソルト」の元になると言われている、大西洋の荒波と海風を感じるためです。

景色は延々と空と緑。アイラ島は小さな島である上に、高い建物も山も皆無。つまり、どこにいても空が広い!そして地上には延々と緑色の牧草地帯。たまに白い家。人より羊が多い。それがアイラ島なのです。

Day of Islay #夢見た英国文化

この顔の黒い羊が「ブラックフェイスシープ」と呼ばれる種類で、スコットランドではスタンダードなんだそう。

 

ところで移動中に気がついたのですが、おおよそ島内の半分の箇所では電波が1本も立たない印象。Wi-Fiルータを持っていってもあまり役に立たないかもしれません。入ったとしても2Gの大変に遅い回線ですので、移動中のロード・アップロード系はあきらめて、宿のWi-Fi使うのが正しそうです。いや、ここに来るなら「電波はないです、連絡は取れないです」と周りに伝えてくるのが正解かも。

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話を戻しまして、車は途中アイラ島の主産業である羊の放牧や現地種の牛「ハイランドカウ」を見つつ、突然の停車。ここから一行は車を降り、サリゴ湾へ行く…のですが、目の前は牧場。なんと、この牧場へ突入し、向こう側へ行くとのことでした。特に声かけもなにもなく牧場を横切る面々。なんとものどかです。

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牧場には馬が。もちろん放牧。

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動物たちの落とし物をさけながら海へ…といっても海はまったく見えません。いったいどこにあるの、海???

 

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と思ってたら突然これですよ!!!車を降りて10分ほどでしょうか。

アイラ島は日本にくらべて海までの起伏がゆるいので、海に向かうときも「下ってるな!」という感じではありません。あるところまでいくと急に数m高低差があって、もしくはそのままの高さで海、みたいな不思議な感覚です。

 

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それにしてもこの地形!なんともものすごい岩です。しかし角はなめらか。あきらかに削られています。これは波でやられたとしか思えません。

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荒れ狂う大西洋の波!大西洋からダイレクトに波が到達するので、アイラ島は島のゆるい空気からは考えられないくらいに波が荒いのです。そして風も強い。これがアイラ島のピートを作り、ひいてはアイラのウイスキーの味の素となっているわけだ…なんだかグッとくるシチュエーションですね。

それにしても大西洋の力はかくも大きいのですね。聞けばアイラ島では先進的な発電設備を導入しており、この大西洋の波を使った発電さえも行っているとか。アイラ島、なんとハイテクなんだ…。

 

キルホーマン蒸留所と絶品ランチ

さて湾の見学が終わると、アイラ最初の蒸留所として、まだ10年しか稼働していない若い蒸留所「キルホーマン」へと向かいます。湾からは15分くらい。ここでは蒸留所の見学と共に、ランチを取る予定です。

KILCHOMAN Distillery #夢見た英国文化
まずは見学ツアーのスタート…前にランチの注文をしておきます。見学が終わった頃にはランチが用意されているという、憎い設計。ちなみにrabbie’sのツアーには見学代やランチ代が含まれていないので、都度精算となります。明朗会計で素晴らしい。

KILCHOMAN Distillery #夢見た英国文化
最初に来たのはモルトハウス。ここで麦を乾かすわけですね。実はキルホーマンでは一度この設備を火災で失っており、復旧されたのが今の姿なんだそう。当日は麦の乾燥はしていませんで、代わりに雀が落ちている麦をついばむほのぼのした光景を見ることができました。

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次に見学したのがキルン塔の下、つまりピート(泥炭)を炊いているところです。「いまから開けるよ?煙出るよ?」の一声のもと、開けられた窯からは煙がモクモクと。キルホーマンはピートの強さを示すPPMが島内のウイスキーでも最強クラスというだけあって、かなりピートを強く炊いていました。

KILCHOMAN Distillery #夢見た英国文化

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そうしてこちらがマッシュタンと糖化層のフロア。糖化層ではなんと数日糖化させた原液を飲ませてくれるとのこと。日本では考えられない(笑

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糖化層に専用器具(金属のビアグラスのようなもの)を投げ込んでたぐり寄せると、中にはモルトの素がたっぷりと。みんなで回し飲みをしたのですが、なんだろう、まだ糖化がそこまで進んでいない槽だったこともあって、酸っぱい炭を飲んでいるようでした。わりとビックリしたのが、みんなが飲み残したものをそのまま槽に戻したこと。なんでも「どうせ蒸溜するんだからいっしょ」だとのこと。確かに。ここでも英国人の合理的な姿を見るのでした。

KILCHOMAN Distillery #夢見た英国文化
そういえばマッシュタンも糖化層も新設蒸留所らしく金属のものを使っていますね。ハードな味わいはここから生まれるのかも知れません。

KILCHOMAN Distillery #夢見た英国文化

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お次はスチルポット。ウオッシュポット1機にスピリッツポット1機という最小構成です。角度はきつめ。この角度がキルホーマンの味を生むわけですね。ちなみに秩父蒸留所で見たようなかなり小さいポットでした。

KILCHOMAN Distillery #夢見た英国文化

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原酒は「これでもか!」というくらいにピーティー。それもそのはず、キルホーマンはピーティーさ加減を数値化したPPMがアイラ島でも最強クラス。とにかくピートを炊け!それがこのキルホーマンなのです!(言い過ぎ?)

 

KILCHOMAN Distillery #夢見た英国文化

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その後、貯蔵庫と瓶詰め設備を見学し、テイスティングを行ってツアーは終了。強烈なピートの強さを持つキルホーマンの製造過程を良く理解することができました。というか、冷静に考えると瓶詰め施設がアイラ島内にあるのはわりと貴重かもしれませんね。

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どれを飲んでも大変ピーティーなキルホーマン。個性がわかりやすくていい。

 

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ツアー後はランチに。前述のとおり、ツアー前に注文を済ませています。こうすることでツアー終了に合わせて提供してくれるという寸法です。

KILCHOMAN Distillery #夢見た英国文化お味のほうですが…むちゃくちゃうまいです。もう一度いいますが、むちゃくちゃうまいです。特にサンドイッチ系。アイラ島でのランチは毎回ここでいいんじゃないの?というくらいにおいしくて、大満足。残念ながらドリンクにウイスキーが選べないことを除けば、不満のまったくないランチでした。

 

ということで次の記事へ続きます。キルホーマンの次は…ブルイックラディです!

 

ここまでのアイラ島の記事はこちらにまとまっています。

Islay に関する記事 | エアロプレイン

 

 

スペシャルサンクス

航空券と飛行機代をプレゼントという形で提供してくれたエクスペディアさん。

アイラツアーで便宜をはかって取材扱いにしていただいた英国政府観光庁さん。

さらにヒースローエクスプレスや特急などに乗れるブリットレイルパスを提供してくださったレイルヨーロッパさん。

スーツケースレンタルをモニターで提供してくれたアールワイレンタルさん。

そして海外での通信を一手に引き受けるモバイルルーターを提供してくれたグローバルWi-Fiさん。

最後に、ありがとうシルバーウィークですね。この連休がなければこの日程は考えられませんでした。仕事関係のみなさんにもありがとう!

 

なお、全て現物支給という形で提供していただいておりますんので、記事に対する対価はいただいていません。記事のほうは自由にいつもの調子で書かせていただこうと思っています。アイラに行ったらテンションがどうなってしまうのか、自分でも心配です。

では。

 


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About norio nakayama

ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。旅メディア「Linkトラベラーズ」編集長。同じく旅メディア「たびねす」ホテルガイド。Yahoo個人ニュースオーサー。Getty Images/iStock 登録Photographer。500px Photographer。JFA公認フットサル/サッカーC級コーチ所有。 合同会社オラニエ代表。同時にアジャイルメディア・ネットワーク株式会社ブロガー施策担当。 好きなラーメンは味噌とトンコツ。好きな麺の堅さはハリガネ。チャーシューはむしろいらない派。好きなブランドはポールスミス。好きな紅茶はマリアージュ・フレール。足のサイズは26.5cm。