Googleからモバイルユーザビリティ問題を指摘された予想外な原因とその解決方法

2015/03/29WordPressに関する記事,ブログ運営術Google,robotstxt,WordPress,フレンドリー,ブログ

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最近モバイルに力を入れているGoogleから、次のような絶望的なメッセージが来て難儀し、そして解決した話です。

おまえのサイトはモバイルに最適化されていない

Googleウェブマスターツールから突如としてきた、ビックリな内容のメッセージ。それは次のようなものでした。

Google のシステムは、貴サイトの 1,920 ページをテストし、そのうちの 27% に重大なモバイル ユーザビリティ上の問題を検出しました。この 515 ページの問題の影響で、モバイル ユーザーは貴サイトを十分に表示して楽しむことができません。これらのページは Google 検索でモバイル フレンドリーとは見なされないため、スマートフォン ユーザーにはそのように表示、ランク付けされます。

その原因とは、大きく分けて2つあり、

・タップ要素同士が近すぎます
・コンテンツのサイズがビューポートに対応していません

この2つでした。

しかし、この通達にはとても疑問を感じました。なぜなら、このブログはWordPressのプラグインである WPTOUCH PRO にてスマホ対応していますし、ほんの少し前までのGoogleのテストでは、まったく問題がなかったからです。

しかし、実際にモバイルフレンドリーのテストを行うと、警告が出ています。いったいなぜ?

 

原因はrobots.txtとGoogleのボットにあった

結論からいくと、やはり僕の認識は間違っていませんでした。しかし、半分はGoogleの指摘も合っていました。

原因は、Googleの評価用ロボットがrobots.txtに引っかかっていたというものだったんです。具体的には

Disallow: /*?*

の表記により、WordPressが発行する 「?」 付きのCSSファイルがモバイルフレンドリーテスト用のボットから読めなくなっていたようです。これにより、モバイル最適化されていない表示を評価されており、今回のクレームに繋がっていたと考えられました。

いままでPageSpeed Insightsでも正しく表示できていたので、完全油断していましたね…。

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表記を修正することで、このようにモバイルフレンドリー認定してもらうことができました。危なかった…のか?

 

ちなみにこれって、評価用のボットに対して正しいスマホ向けサイトを表示しないと、Google側からペナルティ扱いを食らうってことですよね。表示スピードに加えてモバイルフレンドリーのテストもこまめに実施しなければいけないのかと考えると、なかなか大変です。

 

のりおのまとめ

よくよく考えればそうなんだけど、気がつきにくいというかねえ。ユーザーには正しく表示されていても、ロボットに正しく表示されていなくて、ペナルティ扱いというのは怖いなと思いました。まあ、昔からそうっちゃーそうなんだけど、モバイルだと特にねえ。うーむ。

 

関連リンク

モバイルフレンドリーテストはこちらから。

モバイル フレンドリー テスト
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/

 

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