いまから初めても大丈夫「失敗しないレゴの作り方・上達のコツ」まとめ

2014/09/02レゴ,様々なテクニックLEGO,Parisian,restaurant,テクニック,レゴ,生活

 

【重要】シンメトリーと、レンガ積みの法則を理解しよう

実は、レゴの組み方にはおおよその法則があります。その一つがシンメトリーです。例えば自動車や飛行機など、乗り物系に関してはほぼ左右が同じシンメトリーで作られています。これを知っていれば、いま取りかかっている工程でブロックをはめる位置を探しやすくなるかもしれません。

一方で、建物を組み上げる時はレンガ積みの法則が適用されます。これは、異なる長さのブロックを互い違いに組んでいくことで、強度を高める方法です。例えば以下のような感じになります。

|凸凸凸|凸凸凸凸凸| 3+5
|凸凸凸凸凸|凸凸凸| 5+3
|凸凸凸|凸凸凸凸凸| 3+5

レゴでは、基本的に壁の組み方はほぼこの法則を使っています。それを知っているだけでも、組み上げ時の間違いがグッと少なくなるはずです。

 

確実にパーツをはめ、歪みをなるべく無くそう

これは高い建物系や、細かい構造のあるキットで重要となるのですが、ブロックとブロックはハマっているようでズレていたり、ぴっちり入っていなかったりすることがあり、それが後々で大きなズレを生み出す場合があります。

ブロックをはめるときは、ぴっちりと、なるべく歪み無くはめるようにしましょう。側面が平らになるようにはめるとなお良しです!

 

ブロック外しを活用しよう

レゴ

レゴで困ったらこれ!というくらい万能なブロック外し。以前はレアパーツでしたが、最近は単売しているうえに、少し大きなセットなら付属していたりします。そんなこんなでうちにも5つくらいあったり。

ブロック外しの良いところは、間違えて組んでしまった時、圧倒的にやり直しが利くようになることですね。凸1つぶんのブロックなど、外すのにかなり苦戦します。ブロック外しを用意しておくと、いざというとき捗りますよ。

レゴ 630 ブロックはずし (LEGO Brick Separator)630
B000L7IEVE
↑Amazonで簡単に手に入ります。

 

説明書と同じ角度で差分(行程における作業)について確認しよう

レゴ

レゴで難しいのは前行程と後行程とでの差分を見つけ出すことです。特に初心者にとって、設計図を見て「このパーツどこにはめるんだ!?」と判断するのはなかなか大変だったりします。慣れるしか無いのがレゴの世界(笑

すでに30年以上レゴを作っている僕でさえ「このパーツいったいどこに使うんだ?」ということがゼロではありません。

レゴ

そんな時は、手元にある組みかけのものと、説明書とを同じ角度で眺めてみましょう。きっと発見があるはずです。なお、原則として完全に影に隠れた場所へのパーツ設置はありませんので、設計図に表示されている範囲で探してみてください。

余談ですが、最近の設計図は昔に比べて新設にできています。むかしは影に隠れた場所への設置指示もあったんですよねえ。

 

困った時には「パッケージ」もしくは「Amazon」を確認しよう

LEGO 10243 Creator Parisian Restaurant レゴ クリエイター
B00HQIZBE4
最後のポイントはこちら。レゴの設計書って、黒とグレーの色の違いがわかりにくいことがあったり、どうしてもどこにはめて良いのかわかりにくいことがあります。これはもう仕方がないことなのです。特に色の違いは本当にわかんないので、どうにかして欲しいと思うことが良くあります。

そんな時は、パッケージ(箱)の写真を参考にしましょう。写真は間違いがありませんし、色の違いも良くわかります。開封後も、完成するまで箱は捨てないようにするのがポイントです。

さらに穴場なのがAmazonの商品写真です。様々な角度の写真が提供されているため、そこから答えを得ることができるかもしれません。

LEGO 10243 Creator Parisian Restaurant レゴ クリエイター
B00HQIZBE4

LEGO 10243 Creator Parisian Restaurant レゴ クリエイター
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写真だと色の違いもわかりやすいですよね。

これも余談ですが、パーツでなくステッカーの位置を間違える罠ってのもあります。先日作ったMINICOOPERで豪快に間違えていました…。

レゴであの名車を完全再現。完成度は長いレゴの歴史でもトップクラス! | エアロプレイン
https://airoplane.net/2014/08/26/lego-minicooper-awesome.html

 

のりおのまとめ:スピード重視ではなく、丁寧につくろう

まず大事なのは、パーツを無くさないこと。

次に大事なのは、設計図どおり忠実につくること。

この2つを守っていれば、いつの間にか「あれ、前に比べてサクサクつくれている?」という状態がやってくるはずです。

そして、その状態になったら自由なレゴを作ってみて下さい。きっと、いくつかのセットを作った経験により、イメージに近いレゴを作る力がついているはずです。

なお、さらなる猛者の方がたくさんいるのもレゴの世界です。「もっとこうしたほうがいい」などは随時受け付けており、追記していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

いつかレゴ会やってみたいとおもうのりおでした。

 

レゴ 630 ブロックはずし (LEGO Brick Separator)630
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↑初心者マストアイテムのブロックはずし。ぜひひとつはお手元に!