【マンガ】銀の匙9巻は10月18日発売です
残酷的なまでに酪農の現場をえぐってくる実録系マンガ、銀の匙の最新9巻が10月18日に発売されます。8巻には乳牛などもいた農家の孫としてとても思うところがあり、何度もブログを書こうとしては書ききれませんでした。
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主を失った酪農場の描写がリアルすぎる
8巻で衝撃だったのはこの場面、主を失った酪農場がいつの間にか草や蔦に覆われてしまっている場面。ああ…という感じでした。ほんとうにこうなんですよね。廃業なんて簡単にいいますけど、借金は残るし、次の仕事・収入は不透明だし（年齢によっては郵便局などで働いたりしますが、いまはどうなのかわかりません）、続けるにしても廃業にしても先はあまり明るくありません。
代替わりだってとてもナイーブな話で、長男が家を出るとか、末っ子が婿をとってくるとか、そう珍しい話じゃ無いです。仕方がないんです。
といったことを読みながら思い出して、とてもへこみました。これ当事者が読んだらこんなもんじゃなかったんだろうなあ。
そんな衝撃の作品・銀の匙。最新刊ではもっともっと現実を赤裸々に表現してくるのでしょうか。必読です。
