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てつのくじら館…退役潜水艦の屋外展示公開は世界でここだけ! #dw_hiroshima

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

ディスカバーウエスト広島の旅、なかなか呉のレポートが終わりませんが、それもそのはず、見所が盛りだくさん過ぎだからです。

ということで今回は、前回外から眺めた潜水艦「あきしお」の内部に潜入します。こちらも「てつのくじら館」の見学コースの一部となっています。もちろん、無料!先に言っておきますと、どうもこの潜水艦の屋外展示や内部公開ってのは、日本だけでなく、世界でもここだけっぽい…。これってもっと注目されても良い施設なのでは!



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潜水艦内部は驚く狭さ!

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

はい、これが潜水艦内部です!といっても、あれ?って気がつきますか?

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

そう、本当はハッチから入るんですよ。でもそれじゃあ見学が大変だからってことで、横に穴が開けられて、そこから潜水艦内部を見学するようになっています。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

入ってすぐに居住ゾーンがあります。左側にはシャワーブースやトイレが。トイレは洋式で想像以上に地上と同じ感じです。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

居住ゾーンといっても、この狭さ。大人がすれ違うのは困難なレベルです。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

個室…はなくて、こういった3段ベッドによる3人部屋が基本なようです。それにしても狭い!省スペース過ぎだろ!というくらいにせまい。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

体験ゾーンで味わうことができますが、こんなですよ。横向いたら肩が上のベッドにぶつかるレベルです。あまりにも入り方が難しいので「3段ベッドの入り方」というマニュアルが貼ってありました。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

唯一のコミュニケーションスペースになるのかな?偉い人がコーヒー飲んでるイメージ。色らしい色のあるゾーンもここだけですね。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

まさかの通路脇にもベッドが。これ、休憩用なのか、ここをあてがわれる人がいるのか…。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

カジュアルに魚雷搭載口も見学できます。やっぱ設備として備えられているんだなあ。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

内部には黒電話(受話器)。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

さあ、楽しそうな機械が増えてきました。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

操縦スペースです。考えてみれば、目視できるものが何も無い状態で操作するんだよなあ。全てはソナー頼り。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

テンションの上がる景色です…。

 

さて、実はこのあきしお、潜望鏡が生きていて実際に覗くことができます。2本あってそれぞれ日中仕様と夜間仕様になっているので、両方体験してみることをオススメします。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

なんとかカメラで撮った感じがこれ。肉眼だとくっきり見れますよ。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

ちなみに外から見ると、潜望鏡はこうなってます。

 

海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

なんだかイメージしていた潜望鏡とは違って、とってもシャープな感じでした。

こうした潜水艦でもっとも重要なのは、スクリューだそう。というのも、潜水艦にとって自分の位置を知られることはまさに「死活問題」で、その位置を知られる最も大きな要因は「音」です。だから、いかに音のしないスクリューを作るかが技術の問われるところになるそうです。言われてみれば確かに、ですよね。

 

余談:この潜水艦どうやって持ってきたの!?

さて、あとは余談となりますが、ここまで巨大だと「どうやって持ってきたの!?」という疑問が生まれますよね。スタッフである自衛隊OBの方に聞いたお話と、展示されている資料によれば、手順は以下のとおりだそう。

  • クレーンで海から持ち上げる
  • 台座とともに特殊な輸送車に載せる
  • 道路を通って展示場所へ
  • 展示場所に置いて輸送完了

こう書いたらとても簡単そうですが、あきしおって全長 76.0mの全幅 9.9m、重量に至っては2,000トンです。普通に運べるものでは無いのは、自明ですよね。

 

ということでどんなだったか記録されていないのか探してみたところ、ちゃんと海上自衛隊の1コンテンツとして残っていました。

海上自衛隊:ギャラリー:イベントギャラリー

 

こちらで動画を見られない人向けにYoutubeも貼っておきます(無断転載かもしれないのでリンクに留めておきますね)

潜水艦「あきしお」移送作業 海上自衛隊HPより – YouTube

 

こちらのブログも詳しく様子をレポートしてくれていました。

潜水艦「あきしお」史料館への道:三十糎艦船連合呉支部

 

クレーンは巨大なものを用意してますね。これってもしかしたら、沈没船をサルベージできるクラスなのかも。一方で地上の輸送には「ドーリ」という特殊な輸送車両を17両連結したものを利用したそうです。運んで設置するまでの方法がとても賢いなと思ったのですが、この「ドーリ」は積載面を多少上下させることができるみたいで、積載面を高くした状態で設置場所まで運び、そこで積載面を下げることによって用意しておいた台座に乗せ、あとは荷の下りたドーリが抜け出して終わりという方法をとっていました。賢いなあ。この方法をとるために、あきしおを支えるのは基本的に棒状の台座のみで、真下は空洞となっているすごい状態だということもわかりました。これは現地で実際に確認できますので、ぜひてつのくじら館を訪れた際にはチェックしてみてください。良く載せたな…と思いますよ。

 

ということで、日本で(世界で?)現役だった潜水艦が屋外展示されているという豪快な施設はここだけ!というてつのくじら館でした。広島まで足を伸ばした際には、ぜひこちらへ訪問してみることをオススメしますよ!

 

参考リンク

海上自衛隊呉史料館 / てつのくじら館
【特集】海の風景を楽しもう ~海軍ゆかりの町・呉と平清盛ゆかりの音戸の瀬戸 | DISCOVER WEST ディスカバー・ウェスト:JRおでかけネット


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About norio nakayama

ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。旅メディア「Linkトラベラーズ」編集長。同じく旅メディア「たびねす」ホテルガイド。Yahoo個人ニュースオーサー。Getty Images/iStock 登録Photographer。500px Photographer。JFA公認フットサル/サッカーC級コーチ所有。 合同会社オラニエ代表。同時にアジャイルメディア・ネットワーク株式会社ブロガー施策担当。 好きなラーメンは味噌とトンコツ。好きな麺の堅さはハリガネ。チャーシューはむしろいらない派。好きなブランドはポールスミス。好きな紅茶はマリアージュ・フレール。足のサイズは26.5cm。