明日からブランデーにハマってもおかしくない「ブランデー・スプリッツァー」とは!?

2011/12/26おいしいものだけ紹介します(食全般),イベントレポート,写真に関するAMN,resonance,ご招待,サントリー,サントリー(Suntory),スプリッツァー,長澤

先日、サントリーさんのイベント「つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座」に参加してきました。バー通い歴11年の僕ではありますが、実はブランデーに関してはあまり深く追求したことがありません。そんな僕に「やばいぜこれは…」と衝撃を与えた飲み物「ブランデー・スプリッツァー」とは!?

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

 

 

 ほんの一手間ですばらしい飲み物が作れるブランデー

そう、それはまるで「あの頃のハイボール」を見ていたかのよう。ブランデーなんて買わないよねという言葉は、そのまま「角瓶なんて買わないよね」に置き換えられた気がします。だってブランデーってお菓子作り以外で買うこと、ほとんどないですよね。

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

 

それがですよ。

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

ある一手間をかけるだけで、想像を遙かに超えるほどにうまい一杯に仕上がるのだから、組み合わせと「黄金比率」とは不思議なものです。

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

このブランデー・スプリッツァー、作り方はいたって簡単。一晩フルーツをつけ込んだブランデーに炭酸を入れて飲むだけ。たったそれだけ。でも、なんだろう、これ、すさまじくうまい。ちなみに黄金比は ブランデー1 に トニック3 です。

 

では作ってみましょう

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

今回はサントリーのスタッフさん・・・ではなく、丸の内のレストラン resonance のグランシェフ・長澤さんが指導をしてくれます。実は最初に飲んだブランデー・スプリッツァーがおいしすぎて、一部の人はすでに手元が怪しくw 大丈夫だろうかw

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

こちら長澤さん。

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

まずはオレンジを切って、身と皮に分離。白いところは苦みなので、なるべく取り除きます。

 

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

ジャム容器もしくは密封できる容器にそのオレンジを入れ、上からブランデーをそそぐ!

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

そそぐ!だけ!

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

はい完成。10分もあれば仕込みは完了です。これがたった一晩ですばらしいオレンジ・ブランデーになるのだからたまらない。

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

ちなみに今回は別のレシピも紹介がありました。つけ込んだ皮を刻んで砂糖に混ぜたり

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

プリンに入れてみたり

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

シャカシャカシャカ。

そう、ブランデー・スプリッツァーではつけ込んだフルーツも別の用途に再利用できるという、とてもエコな仕組みが確立しているのです。

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

長澤さんは豪快で面白いですねw

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座

マーマレードにしてもうまい!ウイスキー風味のマーマレードって輸入品で売ってるけど、ブランデー風味は見たことがなかったなあ。そういえば。めっちゃ合うのに。

ということで、レシピを教えてもらった後は、resonance のスペシャル・メニューをいただいちゃいました。そちらはまた改めて。それにしても丸の内から徒歩5分で、こんな雰囲気のよいフレンチがあるなんてのは知らなかった。ついつい丸ビルばっかり使っちゃうんだけど、こっちもいいな。

 

つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座 

エントランスもすばらしかったです。

 

ブランデー・スプリッツァーはハイボールのようになれるか!?

さてさて、今回ご紹介をうけたブランデー・スプリッツァーですが、正直もうしまして、味はすばらしくうまい、の一言です。甘さ、苦さ、そして香りのバランスが絶妙で、素人でここまでおいしく作れるのだから、プロのひとがちゃんと作ってくれたら、どれだけうまいんだよ!という感じですね。聞けばまだまだ提供してくれるお店も少なくて、どちらかといえば「珍しい」飲み物という雰囲気です。

ハイボールとの違いは、といえば、良くも悪くも名前が知られていないということでしょうね。そもそもスプリッツァーとはワインの飲み方です。ワインに炭酸水かソーダを注げば、それがスプリッツァーです。ようは果実酒を炭酸でのどごしよく飲むためのレシピですね。ブランデーはワインを蒸留した飲み物ですから、そのスタイルが似合うのは当然といえば当然。

で、話を戻してブランデー・スプリッツァーですよ。これ、なにかきっかけがあれば流行ると思うんだよなあ。なによりうまい。すばらしくうまい。食前・食中・食後どこでもいける、とっても使いやすいドリンクであります。あとは「自分で作る」か「店で飲む」かの垣根を越えられるかどうかだと思うんですよね。角ハイは、作ってくれなければ家で飲む!という人が増えて、でもいつの間にか外でも飲めるようになって、自宅でも外でも飲めるおなじみのドリンクとなりました。なにより僕にとっては「乾杯ビールを避ける」ための最高なドリンクとして位置づけられたわけです。

そのポジションに、ブランデー・スプリッツァーもいけると思うんです。あとはどれだけ多くの人が実飲して、感想を語ってくれるかでしょうね。でもやっぱり「えーブランデーって高そう」みたいな先入観ってあるじゃないですか。角瓶は安いのわかってるけど、ブランデーはねえ、って感じ。

これね。で、いくらすると思いますか?実は僕も1500円とかすると思ってたんですよ。ところが、楽天の最安価格、829円ですぜ。そこらのお店でも900円くらいだと思う。いやーびっくりした。イメージって怖いなと思った。

思えば角ハイボールを飲んだ頃は「名前がオヤジくさいから角スパークリングみたいな名前にしようぜ!」なんて会話をしていたところが、アレですからね。ブランデースプリッツァーも「いつの間にか大流行してました!」みたいな流れになるのかもしれません。

とにかくですね、低コスト、再利用しやすい、なによりうまい!というブランデー・スプリッツァー、これから来るとしか思えません。いや、むしろ来てくださいレベルですよ。これ外でも飲みたいよ。流行ってほしいなあ。これを見ているいつもの飲みクラスタの皆様、ブランデー・スプリッツァー出してみませんかw

ちなみに現在ブランデー・スプリッツァーが飲める店はこちらです。少ない・・・

ブランデースプリッツァーが飲めるお店|ブランデースプリッツァー サントリー・ブランデー サントリー

これがはやく10倍くらいにまで増えるといいですね!と思いつつ、ブランデー・スプリッツァーのご紹介でした。

 

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