「とれるカメラバッグ」は超実用的でいいとこ取りの憎い仕様だった #torecame

2011/05/21SUPER CONSUMER(ブランド),写真に関するiPhone/iPad,item,masakiishitani,torecame,サイフ,写真記事,楽天

スーパーコンシューマー、 @masakiishitani 渾身の一品、「とれるカメラバッグ」。ずっとカメラバッグに満足できなかった僕も、その製作過程と実物見本に納得の上で購入して使ってみたのですが、これがまたイイ。イイということで、できる限り「どうイイのか」をお伝えしたいと思います。

角度がイイ!

この とれるカメラバッグ の最強最大にして最も素晴らしい点は、その「角度」です。

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この角度!これがもう完璧。

いままで斜めがけ系バッグの宿命といえば

  • 重くなると前方に流れてきがち
  • 体に当たる面積が小さく、痛い
  • 自転車に乗るときわりと邪魔

というものがあったのですが、これをこの「角度」がいとも簡単にクリアーしてくれています。すごい密着度ですよ、このバッグは。後ろに回して良し、前にもってきて良し。ぴたっと止まる不思議な構造ですね。特に自転車に乗っていて快適この上ないです。なんだこれ。いままでカメラバッグで、こんなのあっただろうか(あったらすみません)

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ちなみにストラップをぎゅうぎゅうに引っ張った方がフィットするみたいですね。後ろに回したとき、だいたいこれくらいの高さになります。この中にカメラ+レンズ2本+サイフ+ A4サイズの雑誌(おとなの週末6月号:初夏の寿司特集)が入っているって信じられるかい?

超絶嬉しい「腕のサポート」

これもまあ「角度」のなせる技なのですが、バッグを前に回したとき、強力な「腕へのサポート」が得られます。手ブレしそうな環境において、これはデカイ。デカすぎる。

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これ本当に最高。こんなバッグいままであったかね(あったらスンマセン)。ちなみにカメラ構えるときに便利だな、と思ってたんだけど、屋外で立ってiPhone使うときはもっともっと便利だった。

恐るべき収納力

収納力もハンパないです。例えば EOS 7D TAMRONのA005という巨大な組み合わせをバッグに入れても、なお TAMRON B005 トキナー FISHEYE 10-17まで収納して、さらにiPad+サイフ+小さめのタオルが入る。あれ、僕が持って移動するもの全部入ってるじゃん…今までカメラ本体は入らなかったから肩にかけていたんだよなあ。この全部入る感じ、懐かしい。しかも稼働する仕切りがあるから、たくさん入れても傷の心配がないんだよね。

取材に良すぎる

これほんと絶妙だなあと思ったのが

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このフタを開けっ放しに出来る仕様ですよ。しかも、この状態でさらにササッと手帳を放り込んでも大丈夫なスペースが標準2カ所、工夫次第で3カ所つくれる。というのも、この画像だとフタがある場所の下にも入れっぱなしのポケットがあって、そこにフタが収納できるんですね。

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そこに手帳もぶち込んでおくとかなりイイ。撮って、メモして、撮って…が完璧にこなせる。さらに言うなら、大外の透明ポケット。

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ここに録音状態のiPhoneを、マイク部分を上にして突っ込んでおく。タオルや何か柔らかいものを衝撃とノイズ防止に挟んでおくと完璧。こうすれば、立ち取材であっても、撮影しながらメモ取りながら、保険に録音までできてしまう。ぬおお、ここまでできれば満足だぁ。

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この便利さ…何かに似ているなと思ったら、ウエストポーチなんじゃないかと思います。便利この上ないけど、ダサイから付けないウエストポーチ。この とれるカメラバッグ は、ウエストポーチの使い勝手とカメラバッグの機能性・安全性、そしてリュックの収納力とフィット感を持ついいとこ取りのバッグだったんだ−!(なんだってー!)

使い勝手が良くて、バラとガーデニングショーでは超大活躍しましたよ。(そちらについては別エントリでレポートします)

なんかべた褒めでヤラセっぽいですが、ちゃんと実費で買ってますからねw

と、いうことで

とにかく「カメラを常に持ち歩く気になる」という大きなハードルを軽々とクリアできるのは、老若男女にとって非常に大きなメリットだと思います。「とれる」とは良く名付けたものですが「とれる」以上に「持ち歩ける」「撮る気になる」が重要ですよね。そこをクリア出来ないからカメラバッグはダメだったわけで。むしろなんでいままでのカメラバッグはそこをクリアできなかったんだろう…。

この「とれるカメラバッグ」、気が付けば売れ過ぎて予約待ちになってしまっているみたいですが、レンズ沼、カメラ沼にどっぷりと浸かりっているお友達、いや、むしろこれから沼に入ろうとするお友達は、ぜひ試してみるのがいいんじゃないでしょうかね。カメラとレンズが埃を被ってしまう前に、ね。