【サントリー】ハイボールナイト2@赤坂『響 風庭』

2015/10/31イベントレポートイベントレポート, ウイスキー, サントリー(Suntory),

ハイボールナイト2

先日、サントリー主催のブロガーイベント「ハイボールナイト2」が行われました。AMN主催の「白州ツアー」、ONEDARI BOYSと共催の「ハイボールナイト」を経て、ついにサントリーの単独開催です。おそらくここ1年でもっともブロガーとの関係を構築できた企業の1つになるでしょう。とにかく豪華絢爛だったイベントを、なるべく冷静にレポートしてみたいと思います。さてさて

とにかく豪華絢爛、美味しんぼ的イベント

今回のイベントは会場の雰囲気といい出された食材といい、一流のものばかり。会場となった『響 風庭』は1人あたり1万円ほどのお店と聞くし、食材のこだわりについては以下の写真の通り。若干食材の紹介文が「うま味」という単語連発で興醒めですが、無料のイベントにしては破格の内容なんじゃないかと思います。

ハイボールナイト2 ハイボールナイト2

ハイボールナイト2

ハイボールナイト…!?

まずはハイボールナイト恒例のウイスキー勉強会から始まります。ウイスキーの特徴や飲み方、味の違いなどが紹介され、参加者は山崎、白州、ラフロイグの代表的なボトルを試飲することに。ここまでは普通のウイスキーイベントです。

そしてここから登場するのが、前出3種類のウイスキーで作ったハイボール。これは僕も意外だったのですが、ラフロイグのハイボールは甘みが前面に出てきて新しい味を感じさせてくれ、面白いと思いました。

それぞれのハイボールにはおつまみが付きます。こんな感じ。特に豆腐がヤバいです。コクと甘みがハンパなくて、いったいいくらする豆腐なんだ…と心配になりました。ちなみに「盛田屋豆腐店」の雪肌豆腐という商品名だそうです。

ハイボールナイト2 ハイボールナイト2

角のハイボールはかなり最高

前回もそうでしたが、サントリーが意欲的に薦めているのは「角瓶」のハイボール。

個人的な思いで話をすると、僕の実家ではウイスキーといえばサントリーオールドで、角瓶を飲むことはほとんどありませんでした。正直どちらもあまり美味しいとは思わないのですが、それでも両者ならまだオールドのほうが美味しかった記憶があります。

ですが、ハイボールにした途端に両者の関係は入れ替わるのです。角瓶はハイボールのために生まれてきたような酒で、角瓶とハイボールを結びつけた人を僕は尊敬します。

とくにサントリー謹製『ハイボールタワー』というハイボール製造専用装置を使うと、まさに完成されたひとつの飲み物として立派に成立します。最盛期で自宅にウイスキーが20本ほど、年間300銘柄程度を飲んでいた僕がビックリするのですから、やっぱりこれはスゴイことなんじゃないかと思います。いやあ、ハイボール馬鹿にできないわ。

そんなハイボールと組み合わせられたのが、この見たこともない大きさの椎茸。どっちの料理ショーですか、これは…。

ハイボールナイト2 ハイボールナイト2
ハイボールナイト2 ハイボールナイト2

椎茸のウマさもさることながら、食感がたまらない逸品です。もう2度と食べることがないんじゃないかというくらい貴重な品らしいです。こんなの出していいのかなぁ…?

すごいハイボールの復習

一応すごいハイボールの復習をする時間もあります。

まずは氷をグラスにいれ、1回ししてグラスを冷やし、氷がとけて発生した水を捨てます。このとき音を立てずに氷を回すと、水っぽくなりません。

おもむろに冷凍庫から角瓶をとりだし、グラスのふちを沿わせるように30mlほど注ぎます。

最後にソーダをこれまたグラスのふちからそっと注ぎ、完成させます。ウイスキーとの比率は1:4。

最後にマドラーで1回縦にまぜたら完成です。

すごいハイボールを家庭で味わえますよ!

まとめ

まとめると、とにかくウマいし楽しいし、良いイベントでした。が、思うところもありました。
以下は蛇足だし楽しくもない話なので、一般の方にはスルー推奨です。

果たして、何をもって成功といえるイベントだったのだろう

ハイボールナイト2はとにかく豪華なイベントでした。食べたこともないような食材が大量に登場し、おいしいものとハイボールとのマリアージュを楽しむと言う面では最高のイベントです。

でも、いったいこのイベントは何のための、そして何を持って成功とするイベントだったのでしょうか?

僕はウイスキーが大好きです。ですから、例えハイボールだったとしてもウイスキーが注目を浴びるようなイベントは積極的に応援したいと思っています。

でも正直言って今回のイベントでは、ハイボールの存在はおまけみたいなものです。薀蓄もストーリーも、そして希少性もある食材に、単なる飲み物として提案されただけのハイボールでは負けてしまいます。現にこのイベントに出ていて、ハイボールに対する感想が主立っている人ってどれくらいいるのでしょうか?

昔こんなイベントがあった

このイベントを振り返ると、昔参加したことのある車のイベントに近い印象をうけます。

そのイベントでは、とにかく参加者が手厚くもてなされ、非常に良い気分になったところで車の紹介が始るのですが、その時に感じる車への好意的な印象は、実のところイベント(おもてなし)への満足度・賞賛がすりかわってしまっただけに過ぎないわけです。それは、いかに良い車だろうと、悪い車だろうと、です。つまり知って欲しい、伝えて欲しいはずの本質が、手厚いもてなしによって覆い隠されてしまうのです。

ブロガーが恐縮しちゃいます

話をハイボールに戻します。もちろんウイスキーは癖のある飲み物で、いかに「すごいハイボール」といえど、受け入れられない可能性も大いにあるでしょう。そんなリスクを低減するために、可能な限り最高の「ハイボールを飲む環境」を揃えたのだとしたら、それは大いに理解できます。でも正直なところ、ちょっとやりすぎな感は否定できませんよね。参加者から漏れ聞こえる

「ここまでやられちゃうと、ブログに書くときプレッシャー感じるなあ」

という発言は多くの人の本音だったのではないでしょうか。もしこのイベントが「ブログへ気持ちよくレポートを書いてもらって成功とする」という目的を持っていたとするなら、それに関してはちょっと失敗なんじゃないでしょうかね。

「賞賛」しかできないように計算するのは考え物

穿った見方かもしれませんが、今回のイベントは「賞賛」しかできないように計算されつくした感じがしました。これってちょっと不健全なのでは?と感じないかと言えば嘘になります。

もちろんブロガーなんて大層な呼び名が付いていても、参加者は普通の人間ですから、手厚くもてなされた上にタダでいいもの食えたとするなら、これ以上のことはありません。でも、それってブロガーを呼ぶ必要性、あんまりないような。

だってこのイベントの経験は、誰かに伝えても共有できませんものね。それは一期一会すぎて再現できない体験だからです。お金があれば別ですけど…。ちょっとそれって悲しいような。こんなこと考えるの、僕だけかなぁ。

とにかくまぁ…イベントではバランスが難しいという話です。やりすぎると「ねたみ」「ひねみ」「そねみ」が生まれがち…というのも事実。べつにブロガーをセレブ扱いすることもないので、素直に、肩肘張らず参加できるイベントが増えてくると良いなぁ…なんてことを思いました。

その点でAMN主催の「 サントリー白州蒸溜所体験セミナー」は最高のバランスだったと思います。

あ、でもハイボールナイト3があったら僕は参加しますよ!今以上に豪華なイベントウエルカムです!だって僕、小市民だもの(笑

参考リンク